デッドプール

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服もマーベル、ペンもマーベル、帽子もコップも茶碗も箸もマーベル、1にマーベル、2にマーベル、3、4は勿論、5にマーベル、四の五の言わず、そりゃマーベル。

 

今日から、デッドプールのグッズが当たるハッピークジあって、早速、マーベル好きの8歳の長男と買いに言った。長男は今日の日を熱く待ち焦がれていた。

 

始めは、R指定デッドプールをDVDで観せていいものか、迷いましたよ。でもマーベルを語る時、デッドプールは避けて通ることは許されていいわけがないと。エロを語る時、園田みおんさんを避けて通れないと一緒の意味があると、僕は真剣に想った。

 

やっぱり、一発でハマってしまい数日後には、デッドプールの帽子を被り小学校に登校している。

 

僕も長男も「 どんなこともユーモアに替えてしまえるデッドプールはカッコいいよな 」と意気投合して今に至る。早く次の作品出ないかなぁ〜

 

 

 

あたたかい布団

タイトルを『 あたたかい布団 』とつけてしまうと

 

「 こんな寒い夜に、あたたかい布団で眠れる。なんて幸せなことなんだろう。あぁ、明日もきっと素敵な1日になるはずさ!明日が待ちきれないよ! 」と、

 

あなたは、僕がそう書くと勘付いていると想う。

 

一字一句間違いない。そう、そうやって書く予定だった。あなたはエスパーですか?

 

だったら、違う意味の『 あたたかい布団 』を書きたい。

 

結婚したら幸せになりたいとか、幸せにするとか、仕事で成功したら幸せになれるとか、お金持ちになったら幸せになれるとか、誰だって、そんな気持ちはあると想う。僕だって子どもが生まれる前は、そうだったし、そうなれるように努力してきたつもりだった。

 

ちょっと今は違う。

 

子どもたちが、すやすや寝息をたてて眠ってる姿を見ると、幸せの意味なんて、どうでも良く感じる。何事もなく一日が終わることが、どれだけ心が安らぐことかを知った。

 

幸せ探しは、なんというか、宇宙に打ち上げられたボイジャー号に似ている。素敵な発見はあるだろうけど、打ち上げられる前に、支えてくれた人に目を向けると、幸せ探しなんかしなくてもいいのに、、、

 

いや、違うな。そんなことが言いたいじゃない。もう、すでに生きてるだけで幸せなんだよ、と能天気に身勝手に都合よく素直に、そう感じている。

 

あぁ、だから、こんな寒い夜に、あたたかい布団で眠れる。なんて幸せなことなんだろう。あぁ、明日もきっと素敵な1日になるはずさ!明日が待ちきれないよ!

 

あれ?結局、始めと一緒じゃん?

 

あたたかい布団、そこにまとわり付く、埃やダニやヨダレの染みさえ今は、愛しい。

 

クラクション

伊坂幸太郎さんの小説で『 生きるのを楽しむコツは二つだけ。クラクションを鳴らさないことと、細かいことを気にしないこと 』と文章がある。それを読んだ時以来、車のクラクションを鳴らしたことがない。正確に言うと、クラクションを鳴らしたくなくなってしまった。

 

無理に車線変更してくる車、信号が変わっても飛び出してくる車、僕は鳴らさない。「 やれやれ 」と想うだけ。何故なら、僕は他の車によく鳴らされるから。スピードは飛ばさない、後ろの車はクラクションを鳴らす。僕は動じない。僕は銀行強盗をして逃げているわけじゃない。特に急ぐ必要もない。観たいテレビ番組なら、家を出る前に録画設定をしている。

 

前に入りたがっている車や、右折したい車を譲る。ほんの30秒ぐらいの話だし、僕がしなくても他の誰かが譲るだろうけど、譲った僕にクラクションを鳴らす後ろの車。やはり僕は動じない。時限爆弾が積まれた車を追っているわけじゃないから慌てる必要など全くない。

 

ラクションを鳴らす運転手は、銀行強盗をして警察から逃げてるかもしれない、時限爆弾を積まれた車を追いかけているかもしれない。

 

妻が運転するとき、そんな車に「 どてかましたろうかぁ! 」と妻は言う。僕は助手席で縮こまって、車から、クラクションなんてなくなればいいのになぁ〜と想う。

 

そんな細かいことを気にしていたら、人生を楽しめないなぁ〜と考えたりもする。

 

風に色をつける

公園で6歳の次男とキャッチボールをしていた時「 今、流れている風って、どこに流れているの? 」とセクシーな疑問を僕に投げかけてきた。

 

15分くらいキャッチボールをしながら、それについて考えていた。グラビアアイドルみたいなセクシーな返答では、次男だって納得しない。ドラゴンボール元気玉を集めるみたいに、世界中のセクシーを集めて僕は言い放った。

 

「 風に色をつけたら、行き先が判るんじゃない? 」

 

次男は笑いながら「 それだったら、わかるかぁ〜 」と言った。

 

2人を撫でている風に、互いの好きな色を風につけて、山やら谷やら海やらビルやら家やら股間やら針の穴やらを滑り抜けて、世界を一周して、公園にいる僕らの前を通り抜けるならば、なんて素敵な事なんだろうと想う。

 

そんな気持ちを覚えていられるように、今、書いている。次男が大人になっても、素敵な事を素敵だと想えるように、祈る気持ちで、これを書いている。

 

さて、あの風は、いつ頃戻ってくるんだろうか。

 

秋の夜長の

日本人に生まれて良かったなぁ〜と想う理由の1つに、日本には四季があって、僕の好きな秋があるから。そして秋の夜長にはJAZZがとっても合う。JAZZは難しく考える必要なんてないし、難しく考えたって、検討外れだろうし、カーディガンを着て、ソファーに寝転んで、好きな小説を読みながら、温かいコーヒーを飲む、これだけで相当幸せな気持ちになる。

 

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マルチン・ボシレフスキ・トリオの『 ダイヤモンズ・アンド・パールズ 』なんかとってもいい。JAZZには名曲はなくて名演があるだけ、と言われるけど、まさかのプリンスの曲をJAZZでアレンジしてしまう大胆さが素敵だ。言っていいものなのか、この夜がずっと続けばいいのになぁ〜思ってしまう。

 

運動会

僕が子どもの頃、運動会が憂鬱だった。母親が運動会に来るたびに泣いていたから。

 

「 けいすけのお母さん、また泣いてるじゃん! 」と友達にからかわれた。おまけに毎度、徒競走はドベだったし、泣きたいのは僕の方だった。

 

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とはいえ、自分が親になって、子どもが一生懸命に駆けていく姿を応援していると、かっこ悪いくらい涙が出てしまう。今なら、母親の気持ちが解る。今日は、長男の好きな食べ物を吐くくらい食べてもらおう。良い1日だ。

 

 

 

映画

妻に「 今日の晩御飯、何がいい? 」と聞かれたら、すぐに答えれるけど、「 おすすめの映画、何か借りてきてよ〜 」と言われてしまったら、僕はTSUTAYAで1時間ほど悩まないといけない。冷房が効いているのに、汗は出るし、頭がクラクラしてしまう。

 

たかが、映画じゃないか?とあなたは想うかもしれない。ただ妻は、僕が映画を好きなのを知っているし、週に7本〜10本観てるのも知っている。「 好きな割に、大した映画借りてこないじゃん? 」と思われるのが怖い。怖いと言うより、悔しい。借りて、あるいは映画館で一緒に観てる時に、妻は寝てしまう。やっぱり、悔しい。感動を分かち合いたいと言ってしまうと傲慢かもしれない、だとしてもだ、「 いい映画だったね! 」と言われたい。14年間、一緒にいて唯一、ジョン・トラボォルタ主演『 ヘアスプレー 』だけ、気に入ってもらえた。

 

つまりは、『 自分の好きな映画 』と『 人におすすめしたい映画 』は似てるようで全く別物。あなただってきっと気付いている。

 

せっかくだから、そんな傲慢な僕の『 心のベスト10 』をあなたに特別教えよう、

 

1. セント・オブ・ウーマン 夢の香り

2. セッション

3. ファイト・クラブ

4. 笑の大学

5. トレインスポッティング

6. インター・ステラー

7. 恋愛小説家

8. アベンジャーズ インフィニティウォー

9 .レヴェナント 蘇りし者

10. るろうに剣心 前編・後編

 

上記の映画は、1年に1回は観直すほど大好きな映画。やはり、妻は完全に「 ノーセンキュー状態 」妻の事を理解しているなら『 好きそうな映画 』を解るかもしれない。歯がゆいけど仕方ない「 あなたが言うなら、間違いないわね 」と思われるまで長い旅路になりそうだ。

 

、、、それはそうと早くハンバーグ食べたいなぁ〜