イノセントワールド

すみません、ワールドカップの時しかサッカーを観ない僕です。それでも勝った時は嬉しいもんです。ゴールの瞬間は二回とも見逃しましたけど、、、。

 

小中学の時は、スポーツが好きで、やれサッカーだ、野球だと日が暮れるまで遊んだり、クラブに入ったりしてたけど急に興味がなくなってしまった出来事があった。

 

中学二年の時、ハンドボール部だった。どうしても朝練が苦手だった。一体全体、何が楽しくて朝から汗まみれにならなくてはいけないのかしらん?それより、寝ていたいよ、ゆっくりご飯食べたいよ、と。

 

やはり、放課後にも練習があった。( 当たり前か )僕は当時付き合っていた奈緒美ちゃんとイチャイチャしたかった。そして最後までいきたかった。『 イチャイチャの果て 』までいきたかった。そのせいで悩める少年の僕のペニスはパンパンだった。部活の練習で足もパンパンだった。僕は2つのパンパンを抱えながら日々をやり過ごしていた。

 

そんなわけで、朝練をサボるようになり、ついには放課後の練習をサボりカラオケに行くようになってしまった。誰かが高野先生( 部活の先生 )にバラして、僕は学校のグランドに呼び出され、耳を掴まみながら「 何を歌ってたんだぁ! 」と目の前にいる僕に叫び出した。

 

僕はとぼけてみせたけど「 誰の、何の歌を歌っていたかと#&&@/##@ー 」と何を言ってるか判らないくらい早口で高野先生は叫んできた。

 

僕は、流石に観念して「 ミスターチルドレンのイノセントワールドを歌っていました、、、 」と小声で言った。高野先生はポケットに隠し持っていたマイクを僕に突きつけて「 ミスターチルドレンのイノセントワールド、今、ここで歌え!そんなに歌いたいなら、今、ここで歌え! 」と高野先生は叫んでいた。もし、高野先生が舞台役者なら、とてもいい役者になれていたと思う。

 

これがきっかけで僕は、スポーツが嫌いになってしまった。と書いていた気付いたけど、サボった僕が悪いんだよなぁ〜 やれやれ、今更だけど。