切ない花火

花火って、、、

 

何であんなに切ないんでしょうか?一瞬なのに、一生覚えてしまうくらい花火の思い出があります。それは『 切なさ 』が関係していると、今朝から2時間ぐらい考えていても解りません。

 

昨日、家族で花火をしていたんです。そしたら今まで色々な人と花火をした事を思い出したんです。

 

学校の校庭で友達とロケット花火のぶつけ合いをしたこと。旅館先で恋人と花火を観ながら食事したこと。子どもの頃、家族で長島スパーランドの花火を帰り際に駐車場で観たこと。妻と初めてのデートが長良川の花火大会で、小雨が降ってる中焼きそばを食べながら観たこと。

 

『 花火 切ない 理由 』と検索しても、どれも納得できません。

 

これを書いてる今、『 匂い 』かもしれないと思うわけです。花火の残り香やら、屋台の食べ物やら、人の匂いやら、それらの匂いは、花粉みたいに鼻の中に残っていて、新しい花火の匂いを吸うたびに、過去の思い出たちを呼び戻してくれる、あるいは呼び戻してしまう。

 

『 切なさ 』それは『 匂い 』に関係してるかもしれません。だから何なのさ、と言われたら困るけど。